EU5 各国戦略 ヴェネツィア
2. 1387〜1437年 本格的な拡張
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01 | 領土と軍備拡張
02 | 都市化と支配度
03 | 税収入
04 | 生産状況
05 | 交易収入
06 | 探検と植民
07 | 次回への展望
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| 領土と軍備拡張
領土
ヨーロッパ・ユニバーサリス 5 (以下 EU5) でのヴェネツィア共和国プレイです。2回目の今回は1387年から1437年までの50年間の進捗になります。
領土はヴェネツィアを中心に東西への拡張を進めています。前回あった2つの属国は既に併合済みで、現在の属国は、イタリア南部のシチリア、当初からのキャンディア、北アフリカの橋頭堡となるアルジファラ、アルバニア南部のイピルスの4つになります。探検や植民を有利にするためモロッコから最南部の領土を獲得し直轄領として有しています。

ヴェネツィア 領土 1437年
軍備拡張
1387年時点のイタリアは、ヴェネツィア、教皇領、ナポリの3強がイタリアの覇権を賭けて争っている状況でした。教皇領はカトリック協会の税収、ナポリはイタリア中南部の肥沃な土地で潤っており、既に強力な正規軍を保有しています。これからイタリアを南下していくためには、軍備拡張を進めて歩兵・騎兵・砲兵の三兵編制の正規軍を揃えていくことが必須となります。
軍備拡張に大きく貢献した進歩は、[武器庫] (人的資源の増加)、[武装兵] (歩兵のアップグレード)、[徴兵制度] (召集軍規模の拡大)、[榴弾砲] (砲兵の追加) などです。先ずは、武装兵 (9) 1,800 / 装甲騎兵 (3) 150 / 騎兵 (3) 150 合計2,100の正規軍を編成して対イタリア諸国への尖兵とし、その後、北アフリカのトゥニス侵攻時には、武装兵 (12) 2,400 / 装甲騎兵 (3) 150 / 騎兵 (3) 150 / 榴弾砲 (6) 300 / 補給荷車 (3) 300 戦闘員合計3,000 + 補助兵300 まで拡充しました。これで教皇領やナポリ以外にもオーストリアやハンガリーなどにも勝てる軍備体制が整いました。
海軍も同時に増強し、ガレー船22隻、バーク船22隻、コグ船6隻まで揃いました。アドリア海からトゥーニスまでの海洋プレゼンスを維持するにはまだ足りずに平時でも召集海軍を活用しています。発見時代 (時代 III) では、海洋プレゼンスがこれまで最大だったバーク船 (0.14) から1.4倍高いキャラベル船 (0.20) をアンロックできるため、早急に手に入れたいと思います。キャラベル船をある程度揃えることができれば、召集軍は戦闘後にすぐに解散させることができます。
| 都市化と支配度
沿岸ロケーションの都市化
ヴェネツィアを中心にイタリアのアスコリからクロアチアのセーニャまで19の沿岸ロケーションを街以上に都市化をしました。沿岸部の支配度は大分上がって来ましたが、街道の整備が追い付かずに内陸地の支配度は低い状態です。特に東部側はまだまだ開発度も低く伸ばしていく余地があります。

ヴェネツィア 首都周辺 支配度 (上) と開発度 (下) 1437年
海洋プレゼンス
ヴェネツィアからシチリア島の半分ほどまであった海洋プレゼンスは、島の先端から北アフリカの海域まで拡がりトゥニス周辺までプラスに傾けることができました。しかし、アドリア海を出ると海洋プレゼンスの高い青色から緑色になってしまっており、シチリア島から北アフリカあたりはまだまだ上昇させていかなくてはならない状況です。

ヴェネツィア 海洋プレゼンス 推移 1337年 (上) 1387年 (中) 1437年 (下)
共和国権力
現在の共和国権力は平時で28%ほどですが、前回から引き続き、まだ提督や将軍の補正が最低1つないと共和国権力を25%以上をギリギリで維持できません。ドージェの誓約の改定 イベントで中央集権に+20.00ほど傾いて補正値も大きくなっているため、あとは、発見時代 (時代 III) で得られる君主力を上げる進歩 [国政術] もしくは [共和国権力] の研究が終わるまではなんとかやり繰りをする必要がありそうです。

ヴェネツィア 共和国権力 1437年 と ドージェの誓約の改定 イベント 1419年
| 税収入
税基盤は553.45となり前回1387年の135.87と比較して4倍増、ゲーム開始時の45.14からは12倍とになりました。ロケーション別に見ると前回2番目だったベッルーノが落ちてパドヴァやヴェローナが上位に入って来ています。これはRGO主体からギルド主体の経済に移りつつあるということなのでしょうか。
前回同様4番目にいるトリエステは高利益RGOですが、高い支配度とギルド系建造物もそれなりに建て始めていることもあり順位は落ちていません。引き続き、パドヴァ、ヴェローナ、トリエステ、キオッジア、ラグーザ、メストレ、トレヴィーゾなどの街と都へのギルド系建造物投資を続けたいと思います。余談ですが、田園集落であるブルスコボが5番目に入って来ているのは、ちょうど併合が終わった属国の首都だったためで、支配度が落ちるに連れて税基盤は下がってくるでしょう。
税効率は時代 I の制度、能力主義を受容後に研究した [そろばん] の+2.50%が追加されて+32.50%となっています。ここは今後そこまでの変化は生じないと思います。

ヴェネツィア 税基盤 と 税効率 1437年
| 生産状況
建設コスト
1420年に施行された議題である森林資源開発の拡大を機にヴェネツィア市場で木材の価格を下げることを実施しました。木材はほとんどのRGOの拡大コストに影響し、さらに多くの建造物の維持コストにも影響を及ぼす戦略的な資源です。木材の交易品収支はゲーム開始から100年変わらず0.00で一見需要と供給が釣り合っているように見ますが、実際には豊富な需要に対して実に4から5割は民間輸入で賄っている状態でした。そこで、木材RGOの拡大と製材所の大規模建設を行いこの民間輸入分の供給量を自国で産み出そうと試みました。
結果として、1437年には木材の価格は基本価格の1.50ダカットを割り込んで1.44ダカットまで下がりました。需要はゲーム開始時から100年で3倍以上に膨らみましたが、民間輸入を0にすることが出来たのです。
- 1337年 ヴェネツィア市場 木材 : 需要/供給 32.15 収支 0.00 民間輸入 13.78 価格 1.62ダカット
- 1387年 ヴェネツィア市場 木材 : 需要/供給 43.46 収支 0.00 民間輸入 21.62 価格 1.67ダカット
- 1420年 ヴェネツィア市場 木材 : 需要/供給 75.06 収支 0.00 民間輸入 28.75 価格 1.62ダカット
- 1437年 ヴェネツィア市場 木材 : 需要/供給 109.58 収支 0.00 民間輸入 0 価格 1.44ダカット

ヴェネツィア市場での木材の供給 左から1337年 1387年 1420年 1437年
これによりヴェネツィア市場内でのRGOの拡大コストも下がりました。前回1387年のヴェネツィア市場でのRGOの拡大コストは51.96ダカットでしたが、100年後の1437年には33.50ダカットとなり35%ほど下落しました。木材の需要は今後さらに伸びるでしょうから、上記コストを維持しさらに下げるためには木材の生産供給を定期的に増やしていかないといけないでしょう。

ヴェネツィア市場 RGO拡大コスト 1387年 (左) 1437年 (右)
生産効率
生産効率も前回の26.96%から34.06%へと上昇しました。労働者の平均識字率、資本経済への傾き、市民階級満足度ともに上昇していますが、やはり建造物レベルの上昇の貢献が最も大きいです。時代が進むに連れ時代倍率は下がってしまいますが、ロケーションの開発度と人口増加で建造物レベルの最大値が上がるため、生産効率はさらに上げることが出来そうです。

ヴェネツィア 仕立て屋ギルド 建造物レベル 7対15 1387年 (左) から1437年 (右)
| 交易収入
交易収入は元々豊富だった砂糖の輸入と宝飾品と銀の輸出に加えて、1432年ごろから香料とコショウの取り扱いが増加し始め、それまで月に50ダカットほどだった交易収入が80ダカットほどに急成長しました。成長に寄与した主な取引としては以下の5つになります。
- アル=イスカンダリヤ市場からヴェネツィア市場への砂糖と綿とコショウの輸入
- アル=イスカンダリヤ市場から各市場への香料とコショウの輸出
- ヴェネツィア市場から各市場への宝飾品と金の輸出
- ラグーザ市場から各市場への銀の輸出
- ナプーレ市場から各市場へのサフランの輸出
交易許容量としてはやはりヴェネツィア市場周辺が多いのですが、交易機関や海外交易所の建設に注力したことでヨーロッパ以外の市場にも存在感を示し始めて来ています。以下は交易許容量の多い上位5市場です。
- ヴェネツィア市場 : 15.52 → 43.06 → 102.46
- ラグーザ市場 : 0.55 → 7.50 → 18.12
- パレムム市場 : 0.00 → 0.00 → 13.89
- ナプーレ市場 : 1.10 → 19.09 → 12.41
- フェス市場 : 0.00 → 0.00 → 10.84
これら以外にも、ジェノヴァ市場 (5.95)、アル=イスカンダリヤ市場 (3.31)、マグネシア (旧コンスタンティヌーポリス) 市場 (2.83)、ディマシュク・アッ・シャーム市場 (2.81)、トゥーニス市場 (2.31)、バルセロナ市場 (1.98)、セヴィリア市場 (1.98)、オウレンセ市場 (0.99)、アル=ジャザーイル市場 (0.66)、ロンドン市場 (0.49)、ボルドー市場 (0.49)、ブルゴス市場 (0.49)、タルノヴォ市場 (0.49)、カッファ市場 (0.49) と対象市場を増やしています。
交易効率は前回の+7.29%から+10.09%と伸びました。金権政治の傾きと時代 I の制度である能力主義を受容後に研究した [有能な商人] が追加の補正となっています。

ヴェネツィア 交易効率 1387年 (左) から 1437年 (右)
| 探検と植民
新しい時代・社会的価値・制度
1437年1月から新しい時代、発見時代 (時代 III) が始まりました。進歩のフォーカスは外交を選択しています。そして、新しく外的と内的という社会的価値が追加されました。これは内向的に君主力や支配度を上げるのか、外向的に戦力投射を上げて植民地移住を増やすのかの選択で、今回は植民地を活用していきたいため外的への傾きを重視することにします。
新しい時代に入り新しい制度である新大陸・印刷機・槍と銃が出現しました。特に新大陸は植民地開拓のための進歩が無数にあり研究する順番に迷うことになりそうです。

発見時代 (時代 III) にて選択可能なフォーカスと新たに追加された社会的価値 1437年

発見時代 (時代 III) に利用可能になる制度 – 新大陸・印刷機・槍と銃
探検
1437年1月から発見時代 (時代 III) に入り、すべての国家に探検の進行度+0.25のボーナスが付きました。それまでの基本値は+0.05のため一気に進行度が6倍になります。探検を開始するタイミングとしては、この時代に入ってからにした方がよいでしょう。探検の進行度は、新しい進歩である [風上へ向かえ!] や [新大陸の探究] などによっても追加の補正があるため、それらの研究を待ってからでもいいかもしれません。
もし1300年代から探検を始めるのであれば、探検者の能力によっても変わりますが (統治・軍事能力が50〜70ほどと仮定)、おおよそ探検完了まで7年として月のコストを8ダカットで計算すると、総コストが672ダカットになります。多くの国家では序盤にこの資金で経済基盤をつくる方が優先されるでしょう。
もしくはもっとコストを下げたければ、探検で得られる地域の情報は地図を盗むことでも得られるため、予め探検・植民に積極的な国に目星を付けて (本プレイであればモロッコとカスティーリャ) 諜報網を構築しておき、盗んだ地域とは別のところへ探検に出ることで効率的に情報を得ることができます。アフリカ周りはほとんど地図を盗むことで事足りるため、探検に資金を投ずるのは外洋へ逸早く出る際に実施するのがよいのかもしれません。
| 次回への展望
植民地政策の強化 – 西アフリカ沿岸への進出と外洋探検
次回はヨーロッパ本土での拡張よりも、既に所有しているモロッコ南部から西アフリカ沿岸ロケーションへの植民と領土の奪取を目指したいと思います。北アフリカ戦線でのモロッコとトゥニスには勝ちきれるようになりましたが、次の主たる敵となるマリとのアフリカ奥地での戦闘が予想されます。そして、発見時代 (時代 III) の進歩 [海外探検] を研究して外洋への探検を開始し新大陸を発見することを目指します。さらに、引き続きヴェネツィアとトゥニスの間の海洋プレゼンスの向上にも努め、沿岸ロケーションのギルド系建造物の積み増しを実施していきます。
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